
ダイアログ・イン・ザ・ダークは
暗闇のソーシャルエンターテイメントです。
参加者は、グループを組んで暗闇の中へ入ります。
案内は必ず視覚障害者の方で
暗闇の空間を探検し、様々なシーンを体験します。
詳しくはこちらから↓
http://www.dialoginthedark.com/did/
初めて参加して、気付いたことがありました。
「ふだんの生活のなかで、
ほぼ目に頼ってなにかを判断したり正しいと思っている。」
ことです。
「最初はひとりで体験した方がいいよ」と友人から教えてもらい、
金沢@21世紀美術館での「工芸」がテーマの回を予約。
詳しい内容はここでは言えませんが、
ふだん自分がいかに目に頼りきった生活をしているのか
かなり思い知りました。
暗闇でコミュニケーションをとるためには声が必要になってきます。
私の場合
視覚を奪われると
いつも通り行動できませんでした。
ふつうは誰も知り合いがいない状況でも
なにかしら話せるタイプのはずが
暗闇に身を置くことで
ふだんは人の表情や身振り手振りで
その人の輪郭を感じているんだとわかる。
「こう見える」から思考停止しない。
「なんでだろう?」を五感でもっと考えてみたいな。
そう思わせてくれる体験でした。
たかしま