六感デザイン

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もうひつつのブログ「屑カゴから」

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平成の百姓一揆〜高橋博之47キャラバン〜

食にまつわることについて考えるイベント。

東北食べる通信ポケットマルシェなど食に関する事業・活動をされている

高橋博之さんのお話をお聞きしました。

座談会形式で、集った方々は坂井市の農家さんを中心に15名ほど。

都会での生活に疑問を感じて福井で就農した方も参加されていました。


お話の内容は

生産者と消費者がもっとつながる必要があること

現代人は0から1までの間の生産を担う人の存在を忘れ、感謝が欠落していること

人間にガソリンを注入するような工業的食事の加速が止まらないこと

(食べる通信などを通じて)食べものの背景、物語を知るべきだということ

人間本来の生きものとしてのふるさとは海と土であること

他、実例・現状も挙げて、食に対する意識の危機感を熱くお話されていました。



私自身、1年半前に福井市でも開かれた東北食べる通信の座談会以来、

食べるということについて深く考えることが少なくなっていたと思います。

ふだん利用するコンビニやファーストフードは、

店員の顔を見ることなく

商品を買ったり注文したり済ませられるシステムです。

人と人のつながりの希薄さを痛感する一方で、

私のおばあちゃんは顔をだすたびにオリジナルで作った野菜をくれる

行商のMさんはいつも事務所に朝採れたての野菜を持ってきてくれる

そのことを思い出して、

顔をあわせて食べものと気持ちのやりとりができる安心感

あったかさを感じました。



"差しだされたものをなんの疑問もなく食べている"

という私の現状は、じぶんの食事さえ他人ごとです。

考えない、思考停止が促されているように感じてしまう世界で

じぶんの意志で選ぶことは実は少ないかもしれません。



本質に考えを巡らせる

裏側をイメージし、両面を知ろうとする

ひと・もの・こと・情報の間にあるものを感じる

いろんな気持ちよさや違和感ときちんと向きあい

日々デザインに携わっていきたいと思いました。

主催の高橋さん、スタッフの中山さん、

じぶんと食のあいだにあるものを見つめ直す機会をくださり

ありがとうございました。


高嶋