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もうひつつのブログ「屑カゴから」

2016.9.27   スーパーインポーズ

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福井芸術・文化フォーラムさん主催「激・まちげき2016」の演劇の感想です。


福井出身の演出家「相模友士郎」さんの演劇は

毎年福井にて観させていただいているので、今回も行ってきました。

相模さんの演劇は、『公共性』や『人と人との接点』

をテーマにしているものが多く、

"観ている"(受動的)という感覚よりも

"参加している"(能動的)というライブ感が

すきなんです。



タイトルは「スーパーインポーズ」。(※URL先は詳細とイメージ映像)

映像技術用語で、「複数のものを重ね合わせる」という意味。

映画フィルムの上に字幕を書き込んだフィルムを載せて

焼き付けたもののことをそう呼ぶそう。

(字幕スーパーのスーパーはここからきている)


演者は信州大学の学生と福井在住の方々。

当日、舞台の真ん中には扇風機とカーテン

演者の私物が床に置いてあり、

観客はそれを取り囲むようにぐるっと座っていました。



全体的な流れとしては、

劇場の外からのリアルタイムな電話によって

その人の生い立ちや思っていることが語られ

その間、扇風機がONになり、

カーテンがはためく。

電話が切れると、扇風機もOFFになる。

そして、その電話の主が外から劇場に入ってきて舞台に上がり、

自分の思い出の品をゆっくりと拾い集め、

また劇場の外へ帰っていく。

その繰り返しでした。



観終わってみて思ったことは、

劇中でいくつかの余白(イメージがふくらむ余地)があったということ。

・暗闇のなかで電話を聴いているとき

→声から「どんな人なんだろう?」と具体的に人物をイメージしていた

・その人が劇場に現れたとき

→イメージとどれくらい近かったか?を確かめた



ふだん視覚のわかりやすさだけを

頼りにしがちなわたしにとって、

"見る以外で余白をイメージすること"

ができて、すごくたのしかったです!

あと、個人的に電話で聴く声がすごくすきなので(男女問わず)

それもお楽しみポイントでした!

ありがとうございました◎



高嶋