先日、大人の書道教室のグループ展が開催されました。
テーマは、『かげ』。
影、陰、翳、いろんなかげがあるなかで、
自分にとってのかげをみつめる・向き合うことで光をみつける。
36名の方が出品され、
36の解釈と視点を知ることができました。
私自身は、【憶】という言葉を書きました。
『かげ』=良くない出来事 とし、
そんなことほど、忘れずにいたい
でも、良いことも感謝の気持ちすらも忘れたくないのに
忘れていってしまう。
そんな矛盾へのもどかしさを【憶】で表現しています。
【憶】をみつめた時に、思い出すことができればと。
今回の思いがけない気付き。
それは、ある方の作品を昨年・今年と比べてわかったこと。
荒々しい一面と女性らしい一面。
それって、人の魅力・どこか惹き付けられるもの。
振り幅だとか、ギャップだとか。
書で人を知るって、こういうことなんだ!と、ひしひしと。
テーマと向き合うことで、もし自分と向き合うことになるなら、
グループ展の度にじぶんの知らない一面=かげが増えてゆき、
もっともっと光の部分、表に現れている部分が際立って
じぶんのことを少しずつ少しずつ知って
すきになれるのかなーっと想像しました。
大安禅寺さんという素敵な場所で、
書を通じて、お優しい方々との出会い、じぶんとの出会いがありました。
ほんとうに豊かな気持ちをいただけた、優しい書道展でした。
お越しくださった方々
ゆっきー先生
小林校長
玄峰和尚さま
遅くまで準備・撤収作業してくださった方々
気にしてくださった方々
感想をくれた方々
ありがとうございました◎
たかしま