六感デザイン

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もうひつつのブログ「屑カゴから」

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今年こそは全部見たいと思い、
朝からいまだて芸術館まで。
なんだか、うまく書ける気がしていませんが。
1本目、越前和紙のドキュメンタリー。
先日、和紙の里で紙漉きを見学しましたが、それはほんの一部。
全行程を見ると途方に暮れるほどでした。
2本目、「森ウルフ〜零零から愛を植える〜」
植物生態学者の宮脇昭さんのドキュメンタリー。
本物の木しか植えない。
本物の森しかつくらない。
スクリーンに映し出される宮脇さんは
本物感に溢れ、チャーミングさもある方だった。
3本目、「100,000年後の安全」
フィンランドでは放射性廃棄物の処理の方法が
地層処分場をつくり地下に埋めることが決定しているらしい。
10万年ってのは放射性廃棄物が無害になるまでの最低の期間。
その安全性・危険性についてと
10万年後の君にその場所の危険性をどうやって伝えるか
願わくば忘れ去られており
何事もなくその地上で生活が営まれていてほしい
といった内容。
3本見て、立ち尽くすしかない感じでした。
そんな時、自分の原動力となるのは近くにいる人ってことが多い。
そこからのちょっとした行動なんかが、
距離も時間も遠く離れた人にとっても
何かしら役に立つことと信じることしかできない。
はっきりとした意見のない、逃げのような考え方かもしれないけど。
幸い千年未来映画祭でも
僕が好きな人たちに会うこともできた。
あ、この3本の映画を見たってことは
すごく間接的にだけど
被災地でがんばっている人や
1500年前の越前の人や
10万年後のフィンランドの人たちにも
会えたってことかも。
3月10日にこの映画祭に来れてよかった。
10万年後の安全では、
地下の処分場のことを「ここはゆりかご」と表現していた。
そこでは「何も感じず、何も臭わず、死んでいく」ことも。
朝聴いた音楽には「何も感じないのさ」という歌詞がでてきたし
帰りの車の中でかけていた音楽には(行く時にも聴いていた)
「ここはゆりかご」という歌詞がでてきた。
その2曲の聴き方が変わったし、より大切になった。