
ものすごく久しぶりに映画を見ました。
子どものDVDを選び、ついでに3分くらいで手に取ったやつ。
ウディ・アレンの「スコルピオンの恋まじない」。
これがめちゃめちゃ素晴らしかった。
犬猿の仲のウディ・アレンとヘレン・ハットが
巧妙に仕組まれた事件に巻き込まれ、恋に落ちる。
これだけの文章だと単なるサスペンスもののハリウッド映画のよう・・・。
でもでも、ラブコメです。
ウディ・アレンの、この映画の感じをどう伝えればいいやら・・・。
内容にさしつかえないように、いくつか僕が好きなポイントをあげてみます。
1.ウディ・アレンはよくしゃべる。
ウィットに富んだ言い訳めいた言葉が矢継ぎ早に。
でも、どっかにボロが出るトホホ感がある。
顔にも。
2.サスペンスシーンにのんき感がある。
3.トホホ感があるのにロマンチック。
4.巧妙で完璧すぎるストーリー。
こんな感じです。
巧いけどトホホ、トホホなくせにロマンチック。
あ〜あと、古き良き映画って感じもします。
なんだか幸せになる感じ。
こんな文章で伝わるのかわかりませんが、
本当に素晴らしい映画でした。